みててる母ちゃんの毎日

母子家庭の一人息子が小学から不登校になり、引きこもりを経て就職し、自立。その後、両親と生活する毎日の出来事を書いていきたいと思います。

父が餅をのどに餅を詰まらせた日

先日、81才の父が晩ごはんの時、お餅をのどに詰まらせてしまった❗

 

我が家のお雑煮は、丸餅で、出し汁に醤油を入れ、油揚げ・かまぼこ・ネギ・しいたけなどを入れて食べます。

毎年、行きつけのパン屋さんが、この時期お餅をついてくれます。

待ちきれない父は、お正月がくるだいぶ前に「餅が食べたい、餅が食べたい。」というので、早めに注文しました。

 

買ったその日の夜、さっそく晩ごはんの〆に母が、作ってくれました。

つきたてホヤホヤだったので、やわらかいまま作ったので、とても伸びてすごくおいしかったです。

 

父は、餅3つ。

いつものように食べ、最後の少しになった時に、まとめて口に入れたようです。

 最近の父は、普段食べる時も咳き込む時が頻繁にあるようになっていました。

なので、咳き込みはじめた時、いつもの感じかなと見ていたのですが、止まらなく、父の口から餅が見えていました。

 

すぐ横で見ていた私は、まず、父の背中を何度も叩きました。

でも、「おえ~ おえ~」がおさまる様子がないので、自然と開けてる口に餅が見えていたので、手を突っ込み、指で見えている餅を出しました。

 でも、まだ餌付くので、口の中を見ると左のほっぺの奥に餅が見えているではありませんか❗

 

私は、また指を突っ込み餅を引っ張り出しました。すると、つきたてで柔らかかったことに加え、噛まずに呑み込んでいたもちは、喉の中で伸びていて、長く伸びた餅がするーっと出てきました。

言ってはいけませんが、出す時、とても気持ちが良かったのを覚えています。

 

 母は、背中を叩くだけ。

 

その後、父は落ち着き、何事もなく、チオビタドリンクを飲んで床につきました。

 

次の日、「後少し残っていたから、まとめて口に入れた。」と父は言っていました。

 

母と「もう、餅は食べさせられんなぁ。」と言っていたのに、父がどうしても食べたいと聞かず、今でも、毎日食べています。

 でも、懲りたのか口に入れる時、少しずつ口に入れ、よーく噛んで食べています。

 

 一度、経験すると、用心するのだと思います。とても、心配だけど、大好きなお餅を食べられないのも可哀想なので、気をつけて食べてもらいたいです。

今頃、呑気にここに書いていられなかったかもしれなかったですけど。

 

高齢の親と同居されている方、いざと言うときは、できるものです。

見守っていきましょう。